イントロダクション
INTRODUCTION

あの家族の物語が
デジタル・リマスタリングで蘇る
『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』
ドキュメンタリー3部作一挙上映

家庭用ビデオカメラで撮影した作品がデジタル・リマスタリングで蘇る幸せに胸が震えている。
「長く生き残る作品になりますように」と願いながら撮影し編集した。
主人公のアボジは亡くなり、ソナとも会えなくなった。
しかしあの日のアボジ、あの時のソナを消すことはできない。
その一瞬一瞬が歴史なのだから。

   ヤン ヨンヒ

ヤン ヨンヒ

スタッフメッセージ
STAFF MESSAGE

上映作品
TITLE

『ディア・ピョンヤン』
デジタル・リマスタリング版日本初上映
父と娘の悲喜こもごも

『ディア・ピョンヤン』

  • 『ディア・ピョンヤン』
  • 『ディア・ピョンヤン』
  • 『ディア・ピョンヤン』
  • 『ディア・ピョンヤン』
最も理解しがたい最愛の父と私の10年間。「父ちゃんの映画作ってんねん」「アホちゃうか!」愉快で壮絶な父娘のバトルに世界中が泣いて笑った。朝鮮総連の幹部である実父を愛ある視点で追い続けたヤン ヨンヒの原点にして大傑作!
2005年|日本|108分|
(C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督・脚本・撮影・ナレーション:ヤン ヨンヒ 編集:中牛あかね
デジタル・リマスタリング版 製作:PLACE TO BE
プロデューサー:荒井カオル テクニカルプロデューサー:ベクホ・JJ
Cooperated with: MOVIE LINE, NEW ID, GUARDIAN, WHO BAN Works, Passo Passo
『愛しきソナ』
デジタル・リマスタリング版日本初上映
北朝鮮で暮らす幼い姪を映す

『愛しきソナ』

  • 『愛しきソナ』
  • 『愛しきソナ』
  • 『愛しきソナ』
  • 『愛しきソナ』
愛する人たちが暮らすその地を想う時、私の心はいつも引き裂かれる。帰国事業により北朝鮮に移り住んだヤン ヨンヒの3人の兄。そこで生まれ育った姪のソナ。北朝鮮政府から入国禁止を言い渡されながら、愛する兄とソナへ15年の想いを込め作り上げた感動の1本。
2009年|韓国・日本|82分|
(C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督・脚本・撮影・ナレーション:ヤン ヨンヒ 編集:ベクホ・JJ
デジタル・リマスタリング版 製作:PLACE TO BE
プロデューサー:荒井カオル テクニカルプロデューサー:ベクホ・JJ
Cooperated with: MOVIE LINE, NEW ID, GUARDIAN, WHO BAN Works, Passo Passo
『スープとイデオロギー』
母と新しい家族とを紡ぐ

『スープとイデオロギー』

  • 『スープとイデオロギー』
  • 『スープとイデオロギー』
  • 『スープとイデオロギー』
  • 『スープとイデオロギー』
ついに母が教えてくれた、おいしいスープのレシピと「済州4・3事件」の実体験。頑なに“北”を信じ続けてきたのか母が娘にはじめて打ち明けた壮絶な秘密。そして、新しい家族との出会い。「思想や価値観が違っても、一緒にごはんを食べよう。殺し合わず、共に生きよう。」
2021年|韓国・日本|118分|
(C)PLACE TO BE, Yang Yonghi
監督・脚本・ナレーション:ヤン ヨンヒ 撮影監督:加藤孝信 編集・プロデューサー:ベクホ・JJ
エグゼクティブ・プロデューサー:荒井カオル 製作:PLACE TO BE 共同制作:navi on air

プロフィール
PROFILE

ヤン・ヨンヒ

(C)Emi Naito

ヤン・ヨンヒ

大阪出身のコリアン2世。米国NYニュースクール大学大学院メディア・スタディーズ修士号取得。高校教師、劇団活動、ラジオパーソナリティ等を経て、1995年より国内及びアジア各国を取材し報道番組やTVドキュメンタリーを制作。父親を主人公に自身の家族を描いたドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』(05)は、ベルリン国際映画祭・最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)、サンダンス映画祭・審査員特別賞ほか、各国の映画祭で多数受賞し、日本と韓国で劇場公開。自身の姪の成長を描いた『愛しきソナ』(09)は、ベルリン国際映画祭、Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭ほか多くの招待を受け、日本と韓国で劇場公開。脚本・監督した初の劇映画『かぞくのくに』(2012)はベルリン国際映画祭・国際アートシアター連盟賞(CICAE賞)ほか海外映画祭で多数受賞。さらに、ブルーリボン賞作品賞、キネマ旬報日本映画ベスト・テン1位、読売文学賞戯曲・シナリオ賞等、国内でも多くの賞に輝いた。最新作『スープとイデオロギー』(21)では韓国DMZ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリホワイトグース賞、毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞などを受賞。さらに、韓国芸術映画館協会アワード監督賞、韓国女性映画人賞監督賞受賞。著書にノンフィクション「兄 かぞくのくに」(12/小学館)、小説「朝鮮大学校物語」(18/KADOKAWA)、エッセイ「カメラを止めて書きます」(23/株式会社クオン/日本語版)ほか。

書籍情報
BOOK

  • カメラを止めて書きます
  • 書き下ろしエッセイ

    『カメラを止めて書きます』

    2023年4月30日刊行
    ヤン ヨンヒ著 株式会社クオン
    定価2200円(税込)
    256頁 オールカラー ISBN 9784910214498
    編集:アサノタカオ 校正:瀬尾裕明 
    ブックデザイン:松岡里美(gocoro)

    「家族を撮るとは結局、自分が何から生まれたのかを掘り下げる行為だ」 ヤン ヨンヒが<家族ドキュメンタリー映画3部作>のビハインドストーリーや撮り続けるなかで感じる想いを、率直な語り口で綴ったエッセイ。韓国では『スープとイデオロギー』公開と同時期(22年秋)に刊行され早くも四刷。NHK ETV特集「オモニの島 わたしの故郷」でこの本の一部が朗読され、日本語版刊行前から話題となった。ヤン一家の話を通して、日本と朝鮮半島が歩んできた道、<家族>、そして<わたし>という存在を、見つめるきっかけになる一冊。

劇場情報
THEATERS

5月20日(土)[東京]ポレポレ東中野ほか全国順次開催5月20日(土)[東京]ポレポレ東中野ほか全国順次開催
2023年12月28日現在

劇場イベント情報


北海道・東北

関東

地域 劇場 電話番号 公開日
東京都品川区 目黒シネマ 03-3491-2557 2024年2月1日(木)〜2月3日(土)
備考
東京都中野区 ポレポレ東中野 03-3371-0088 5月20日(土)~6月30日(金)
❖5月27日(土)14:30『ディア・ピョンヤン』上映後:ヤン ヨンヒ監督・荒井カオルプロデューサーによる舞台挨拶
❖6月6日(火)12:30『ディア・ピョンヤン』上映後:ヤン ヨンヒ監督・荒井カオルプロデューサーによる舞台挨拶

❖タイムテーブル▷【こちら
*6月3日(土)から『かぞくのくに』も上映
*タイムテーブルは劇場HPをご覧ください。
神奈川県横浜市 横浜シネマリン 045-341-3180 6月17日(土)~6月30日(金)
❖6月17日(土)14:00『ディア・ピョンヤン』上映後:ヤン ヨンヒ監督による舞台挨拶あり
❖タイムテーブル▷【こちら

中部

地域 劇場 電話番号 公開日
愛知県名古屋市 名古屋シネマテーク 052-733-3959 6月3日(土)〜6月16日(金)
❖6月10日(土)19:15『スープとイデオロギー』上映後:ヤン ヨンヒ監督舞台挨拶あり
❖タイムテーブル▷【こちら

近畿

地域 劇場 電話番号 公開日
兵庫県豊岡市 豊岡劇場 0796-34-6256 9月29日(金)〜10月3日(火)
❖タイムテーブル▷【こちら
大阪府大阪市 第七藝術劇場 06-6302-2073 6月3日(土)〜6月23日(金)
❖6月10日(土)10:10『ディア・ピョンヤン』上映後:ヤン ヨンヒ監督舞台挨拶あり
❖タイムテーブル▷【こちら
京都府京都市 京都シネマ 075-353-4723 6月9日(金)~6月29日(木)
❖6月10日(土)14:00『ディア・ピョンヤン』上映後:ヤン ヨンヒ監督舞台挨拶あり
❖タイムテーブル▷【こちら
兵庫県神戸市 元町映画館 078-366-2636 7月22日(土)〜8月4日(金)
❖タイムテーブル▷【こちら

中国・四国

地域 劇場 電話番号 公開日
広島県広島市 横川シネマ 082-231-1001 7月29日(土)〜8月11日(金)
備考

九州・沖縄

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