映画『スープとイデオロギー』

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6/11㊏公開初日✨舞台挨拶レポート

2022.06.11

『スープとイデオロギー』6/11㊏公開初日
|◤東京 ユーロスペース・ポレポレ東中野 舞台挨拶レポート◢|

公開初日の本日、東京 ユーロスペース、ポレポレ東中野にて、本作のヤン ヨンヒ監督、荒井カオルプロデューサーによる初日舞台挨拶を開催しました。

デビュー作からずっと自身の家族にカメラを向けてきたヤン監督。父(アボジ)、姪のそれぞれに焦点を当てたドキュメンタリー2作につづいて、家族3部作の最終章ともいえる本作の主人公は母(オモニ)。『ディア・ピョンヤン』を観た人から「お母ちゃんもいい味出してる」という感想もあったそうですが、お酒を飲めばぽつりぽつりと話し始める父に対し、カメラの前では本音を言わない頑なな母を見て、ドキュメンタリーを作ることはないだろうと思っていたそう。娘として気持ちもわかるからこそぶつかることも。それでも互いに年を重ね、「今まで語らなかった話をたくさん教えてほしい」「映画にすることでひ孫の世代までオモニの話を伝えたい」というヤン監督の気持ちをわかってくれたといいます。オモニの「済州4・3事件」の証言を撮りためて短編にしようかと思っていたところ、本作の重要人物、荒井カオルプロデューサーの登場で「長編になるかも!」と思いはじめたとのこと!
荒井プロデューサーからは、本作を3度観てくれた綾戸智恵さんの言葉を引用しつつ、「スルメのようにかめばかむほど味が出る作品。ぜひ2回3回と味わってください」。
映画の最後に語った問いは今も残ったままだとヤン監督。「本作が映すのは“隣国”の歴史だけではありません。大阪の歴史であり、日本の歴史であり、アジアの歴史でもある。海によってつながっていて、ずっと混ざりあってきたし、これからも混ざりあっていきます。この作品がこれから歴史を知っていくきっかけにもなってほしい。まわりの人にもおすすめしてもらえたらうれしいです」。

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!
本日より、大阪 シネマート心斎橋、第七藝術劇場、京都シネマ でも公開がスタート!
あす6/12㊐は大阪で上映後イベント開催✨来週以降も大阪・京都をはじめ、各地で舞台挨拶を開催予定です😊ぜひ劇場へお越しください。

📌大阪 シネマート心斎橋
6/12㊐10:00の回上映後、
ヤン ヨンヒ監督・荒井カオルプロデューサーによる舞台挨拶

📌大阪 第七藝術劇場
6/12㊐14:05の回上映後、
ヤン ヨンヒ監督・荒井カオルプロデューサーによる舞台挨拶

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